一般社団法人自分史活用推進協議会との出会い
一般社団法人自分史活用推進協議会の設立は2010年7月7日。「自分史を活用して自分らしく生きる人を増やし、社会を元気にしていく」というビジョンを掲げ、自分史の魅力と活用法を広め、深める活動を通している団体です。現在、全国各地で250名の会員アドバイザーが活躍しています。私は2018年に資格取得のための養成講座を受講、協議会より自分史活用アドバイザーの認定を受けました。
私は、神奈川県の社会教育施設で生涯学習講座の企画運営にあたる中で自分史と協議会に出会い、自分史をライフワークとして活動したいと思いました。
具体的には高齢者学級あすなろ大学大航海ゼミナール「一枚の自分史『今につながる私の原点』(平成最後の宿題)」、チャレンジライフ講座「自分史『平成と私』」、「心満たされるスマホ写真整理活用講座」などを、協議会の代表理事やアドバイザーの先輩方にご協力をお願いし実施し致しました。
高齢社会の生涯学習事業では、社会的課題の観点から、誰もが主体的に生きること、地域で生き生きと活動できることが求められ、そのためになる講座を社会教育施設では企画実施していました。
けれども、まず講座企画担当者として私が大切にすべきことは、地域の方が「自分らしさ」とはなんだろう、「自分のやりたいこと、学びたいことはなんだろう」と自分自身を見つめる機会をつくることであり、そこから地域の方々の声を学習要求として知ることだと感じました。
仕事として、そして自分自身のためにも自分史をもっと学びたい、ライフワークとしたいと心から思えたのです。