自分と社会や人とのつながりが見えてくる。自分を誉めたくなる。
粗年表は自分史の基本です。時系列で誕生、進学、就職など主な人生のイベントを書き込んでいきます。粗年表をつくることで自分史で取り上げたい自分史の素材が見えてきます。正確な年月日は不要で記憶の許す範囲でよいのですが、講座では社会の出来事の資料を使ったり、ネットで検索してみたりしながら自分と社会をリンクさせて考えていただきます。
思い出せない空白の年や、順番がどうであったか、思い出せないときは姉や親、友人に聞くとなにかしらヒントがでてきます。まるで自分の人生のパズルを解くような気持ちになります。
年表は事実だけを箇条書きに記すだけなので、人生を客観視することができます。
「人生は本当に山あり谷ありだった。でもなんとかここまで頑張ってきた」という達成感が湧いてきます。
「周りの人々との関わり」を再確認し「一人で生きてきたのではない」という実感や感謝の思いも強まりますのでポジティブな振り返りができます。
時間をかけてさらに年表を詳しく記入していきたい方はパソコンのエクセルを活用し、時間をかけて楽しみながら作成することをおすすめします。
自分史年表つくりは、自分を見つめるためには欠かせない「自分史時間」をもつことができます。